BANされないリアクション動画とは?
2016.05.07

「進撃の巨人」の少し前から海外のアニメリアクション動画を見だして何十人と見てきたが、昨今本当に厳しくなったと思う。それは急激に来た。まるで魔女狩りのように。

見ていくとBANされる人とされない人の差がだんだんで出てくる。当初は広告が駄目だった。アフィリエイト系はBANされた。次に歌を丸々載せている人がBANされていった。今度は歌を省いても作中の音が入っている人がBANされ、最後には映像が丸々のっている人がBANされた。その後、しばらく安定する。この期間は一番ながかったような印象がある。その間、再度復活したリアクショナーは、映像を反転させたり、ソラリゼーションにしたり、小さくしたりとそれぞれが工夫し、公開を続ける。「あ~これでいいんだ」と定着しつつある矢先、突然一斉にそれでもBANされるようになる。絨毯爆撃のような消え方である。

それで要因で多くはリアクション動画を上げなくなる。「へこんだ、もう上げないと思う、今までありがとう」そういった動画だけアップし消えていった方々もいる。少しすると、それでも不死鳥のごとく再度、再再度アップする猛者も出て、そこから止めた人もいる。ある段階から徐々に生き残る人も僅かずつ増えてくる。そこには一つの共通性がある。

1.音声はアウト
  会話の内容がハッキリと判別出来るほど入っていると駄目。特に歌は完全にアウト。なので無音がベスト。

2.映像もアウト
  画面がそれとわからないぐらいリサイズされ字幕だけ出ているような動画。出てないのがベスト。

無音、無映像の純粋なリアクションのみの動画はいぜんからあるにはあった。ただ面白くない。何を見てリアクションしているか全くわからないからである。そこで工夫が生まれた。

3.カウントアップを表示する
  再生と同時にストップウォッチを表示させどこを見ているかわかるようにした。
  こうなると見たことがある人や、手元に映像素材が用意出来る人は
  どこを見てリアクションしているかわかるようになった為、
  双方にとって辛うじて意見の一致を見た感がある。


 字幕部分だけ映像表示するのはグレーのようだ。また、音がハッキリとわからない程度に小さいのも。これらは無いよりあったほうがやっぱり見ている場所が判りやすいので良い。ただ、グレーゾーンである手前、バンされる可能性を残している点に留意したい。著作権を守りながらユーザーを広げる努力を双方が歩み寄ることで世界が広がることを望む。

備考

海外のアニメリアクション起点で「あ~英語がわかるようになりたい!」という欲求はかなり上がる。言う人も少なくない。何より某CMじゃないが、ずーっと聞いていると耳が慣れてきて学校の授業のような生活感の無い死んだ英語ではなくナチュラルな英語が入ってくるというメリットはある。(ただスラングから入るデメリットもあるが・・・)また、これを教育に活かそうとか愚かなことは考えないで貰いたい。お役人はすぐそういう考えになりがちだが。人種や国、性別を越えた様々な視点が感じられるもの・・・それがアニメリアクションに思う。
Anime Reactions 食戟のソーマ Episode 10-12
2016.05.07
久しぶりにに 食戟のソーマ 10-12話のアニメリアクションを見て元気をもらった気がする。

ココ暫く何かと時間が無かったり、好みの作品も早々に無かったり、砂の中から金を探す行為事態が億劫になってきたのですっかりアニメ視聴が遠ざかっていた。それは視聴の動機になっていた海外のアニメリアクションにおける魔女狩り旋風によりBANされまくった結果、尚更加速の要因となった。心底ショゲたり、それぞれの理由で度重なるBANに消えてしまった馴染みのリアクショナー数知れず。私の足は尚遠のく。

JOJOの第4部が始まりに、久しぶりにまともにアニメを見る。(第2話まで忘れていたが)

JOJOはこれまでとは違う味付けがされており実に素晴らしいものになっている。良い作品に触れるとアニメリアクションが観たくなる。逆もある。

その関係で「食戟のソーマ」を思い出した。「食戟のソーマ」は非常に面白いアニメだった。作品構成が実に素晴らしく唸りっぱなし。いかにも「しかけありき」の作品がほぼ締める中で、必然性をもったストーリー展開や発想が込められており、人間性の背景延長線上にある反応なので不自然さがない。その上、自分も反省してしまうが、つい説明臭くなる会話や、そんな気はなくとも説教臭くなる部分がこの作品にはほとんどなく極自然に「あー・・・そうだな」と考えさせられるものだ。

海外のリアクションがまた最高で私の中では屈指の作品になっている。ところが魔女狩りによりほどんとが削除されてしまうという残念な結果に終わっている。特に第10~12話は至高のリアクションが多い。作品の素晴らしさもさることながら、リアクションがまた実に良い味を出している。

物語は

食の頂点を目指すシェフの卵達が集う学校で、生き残りをかけた合宿が開催された。主人公のソーマもその中の一人。それまでパートナー田所恵(女生徒)は、才能はあるもののソーマに頼りっきりで乗り切ってきた面があった。ところが合宿では一人で発想から調理まで仕上げることになり遂に自らの力だけで合格を勝ち取らない限り即退学を命じられる事態になる。引っ込み思案で自己評価の低かった彼女がソーマに促され初めて立ち上がる。その結果は誰も予想だに出来ないものとなる。

内容の素晴らしさもさることながら、この話は多くのアニメリアクションで非常に印象に深いものになった。中でも彼の動画を一つ推したい。多くは削除されて跡形なもなくなってしまったが、彼は残っていた。(再アップかもしれない)マシンガントークを炸裂させ、感情はジェットコースター!!この作中の田所恵は海外勢にも非常に人気が高く、彼ではないが凡そ考えられないタイプの人が恥ずかしそうに彼女の小さなフィギュアを見せてくれたり、自らの描いた絵を掲示したりして応援し実に微笑ましいものもあった。

✳Live Reaction✳ Shokugeki no Soma Episode 10 The Heavenly Recette MEGUMI'S CONFLICT!

Live Reaction Shokugeki no Soma Episode 11 Magician from the East MEGUMI CALM DOWN

Live Reaction Shokugeki no Soma Episode 12 The Memory of a Dish LIKE MOMS HOME COOKING!!


権利

確かにBANするのは正当な権利であり著作権保護の行為である。ただ、リアクションで広告費稼ぐような行為や単に右から左に動画をアップするような輩や、否定ありきの反販促動画等そういうものなく純粋にリアクションを上げている人にはもう少し引いた目で見てもらえればありがたい。まずはガイドラインを提示する等の措置はどうだろう。真っ当なリアクショナーは守るだろう。

アニメリアクションからアニメに入るパターンもあるので必ずしも彼らは相反する立場にない。本作の10-12話に描けれている四宮に対し、「本当にそれでいいのか?」と堂島が投げかけたように、今一度製作委員会には考えていただければ幸いだ。それが日本アニメの発展にもつながると私は思う。
2016.05.07 16:38 | 固定リンク | 動画 | コメント (0)

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