タブレット:Androidを辞めるという選択
2016.05.20


Nexsus7(2012)が復活したばかりなのですが、正直なところAndroidが嫌になってきました。私はGoogleの在り方には疑問もありますが、それでも自社内での線引というのようなものは感じられ、そこを頼りに続けてきましたが問題は社外のアプリ制作該社のモラル無きソフトウェアです。

 モラルなきアプリ開発

Googleは大胆ですが線引を感じます。それはモラルです。
文句もありますが自社内のモラルを感じる上では安心が出来ます。
ところがNexsus7(2012)が急逝し、スマホを頼りに使って思ったのが、ここ1年ばかりのアプリ開発会社のモラル・ハザードが度を越してきた点です。

それまでLINEやfacebookによるプライバシーを明白に侵害しているビッグデータの吸い上げに関しては眉よひそめながらも一定の理解を示していました。それは機能的にもやむおえない部分があるからです。またfacebook辺りは公式に「売ります!」と名言しています。ま~無料だから売って利益にしてアプリを運用するのは仕方がないと思えました。

ところがこの1年ほどは、有料のアプリが、無料だけど時計だけのアプリが、端末情報を読み取ろうとし、通話記録を読み取ろうとし、メディアファイル、位置情報、電話帳を読み取ろうと「許可」を求めてきます。役人共仕事しろ!と思いましたが、明らかにモラル・ハザードです。ここには一切の線引も理由もありません。恐らく「売れるから」とか「皆やっているから」といった程度の子供にありがちな発想に思えます。

時計がなんで必要なんだよ!と憤りすら湧きました。恐らく彼らなりの理屈はあるんでしょうがそれは単なる言い訳です。今の政府と同じように「やりたいからやる、自己の利益になるからやる、やりたいからやるんだ黙ってろ」ただそれだけでしょう。そんなアプリが溢れている端末を使う価値があるとは思えません。ちなみにWindows10もそういうOSです。

 頻度が高すぎる更新とろくに検証しないアップデート

Androidは適宜更新されるのが良かったのですが、それがいつの間にかロクに検証すらせずにアップしてもいいというようなムードになってきたように感じます。システムすら巻き込むような酷すぎるバグが当然のようにリリースされます。そのようなものですあkら更新頻度も多く、使うより、更新時間の方が多い!という事態に陥り、ここ半年ほどは必要な時以外はネットワークに接続しないという使い方でスマホを運用していたほどです。バグは更新するほどに増える方が多く更新の意味すら疑うものも増え、正直いって更新の為に端末を持っているような気さえしてきます。

 更新しない

スマホはここ1年、こうした不要な個人情報を吸い上げるアプリは全て更新してませんが、その数は二桁に及びます。酷すぎるものはアンイストールしました。それでも増えることはあっても減ることはない要求にAndroidそのものがもう終わりなんじゃなかろうか、そんな気がしております。仕事上でやむおえないものを除き、他の全てはオマケに過ぎません。Androidの良さは様々な どうでもいいアプリ を遊べて点に感じてましたが、それが出来ないのであれば携帯は独自OSのガラケー、タブレットは必要なアプリに限定で運用出来ればいいと考えるようになりました。

 Kindle Fire という選択肢

そこで浮上したのが密林のKindleです。端末の性能としては正直お粗末でAndroidで言えば2011年とか12年製造レベルのものが現在も主力製品です。OSもベースはAndroidで、それを独自にいじっている程度のものです。アプリもようやく増えてきたとは言え、メジャーなアプリでもまだ足りないものがあるようです。(個人的には必要なものが揃った)ただ、私の需要である「メール、動画、読書、音楽、文章入力、ニュースリーダー、辞書、地図」ではNexsus7(2012)ですら用をなしているので、それと同程度のスペックをもつKindleはニーズに叶ったタブレットになります。

それでいてAndroidよりかは普及率は少なく、機能も制限されているため更新頻度は低いと思われ、あの鬱陶しい更新地獄から開放されるかも? しかも端末価格が Kindle Fire HD(7インチ) で8980円、年会費3900円のプライム会員なら4980円で買え、規格外に安く(ただし本体の性能はNexsus7(2012)にすら微妙に劣る)、6インチで容量も少ないがNexsus7(2013)にやや近い性能をもつ FireHD6 が今なら30%オフで8260円(8GB)と、Nexsus7(2013)を思うと半分程度の値段(Nexsus7(2013)は未だに人気で入手困難なるも16GBモデルが16000円から17000円程度)で購入出来ます。(ただしSDを挿せないし中途半端な6インチ)これは同程度のAndroidタブレットなら15000-2000円程度の性能。

 Kindle の戦略

密林はプライムを浸透させるのが狙いと見て本体で利益を上げる気がなくその為にプライム会員なら利益度外視の4980円なのだと思われます。これはバッテリーの値段と大差ない年だ。またプライムそのものがかなり有益なサービスで、指定した動画しか見れませんがレンタル見放題。(しかも恐ろしく古い作品ばかりでもない)加えて、月に1冊は本が無料でレンタル。プライム発送対応。セール時の優遇、先日はじまった動画サイトでのメリット等、かなり魅力的なサービスとなっており、当初月980円とか言われていたものが現在年会費3900円でそのサービスを受けられます。つまり囲い込みの為の端末と思われます。

私は正直いって昨今レンタルビデオは全く見ないし、是が非でもセールを利用したい方でもなく、詰み本を読むだけで手一杯で月1冊の本すら手がでないのでサービスに該当しない人間ですが、比較的映画を見る人、密林をよく利用する人、密林の動画サービスの展開を考えている人、新しい本をよく読む人等は充分過ぎるほどのサービスではないでしょうか。

 タブレットの今後

いやーGoogleの好きにやらせるという指針が結果的に無法地帯を産んだことからも、やはり旗を振る人はちゃんと旗を振る能力と線引が重要に思いますね。その点で言えばAppleは最早ベストな選択ではなく、Windows10は言うに及ばずとなると、タブレットはどうなるのかな~。ハード的にも天井が見えた感があり大幅な機能向上が見られず、最新のタブレットの高いこと高いこと。普通にデスクトップが買えてそうです。適度な値段で安心して買えるタブレットの登場を望みたいところですが、その兆しになるようなものは現時点ではありません。
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