アニメ:約束のネバーランドSeason2:6話目にして総集編だとぉ!?
2021.02.12
最近またアニメを見出してます

楽しみな作品がまた増えてきました。
1つは定番ですが、進撃の巨人。
もう1つは、約束のネバーランド。他にも何本か。
やっぱり面白いアニメはいい気分転換になりますね~。

6話目にして総集編

この2本は成功を約束されたような作品なのですが、
約ネバ2期が5話まで放送して次がまさかの総集編を挟むという事態です。
「SHIROBAKO」が好きだった私としては衝撃度が強く、その裏側に思いを馳せると「何が起きているんだ!?」と興味津々。暗雲垂れ込める事態に感じてしまいました。

終盤ならともかく、まだ5話しかやってませんからね。
そもそも振り返るほどの内容が無い。意図ではなく完全な「やらかし」があったのでしょう。
完成度が低そうな実写映画もやるようなので、その兼ね合いで引き伸ばしなのかもしれません。
100日ワニといい、大体そういうことやると失敗するのですが、大手に目をつけられるとアニメーション制作側や原作者にとっては最早災難レベル。
加えて2期の滑り出しは個人的にはちょっとガッカリしてました。言ってもこれからですが。

難しい二期

一期の出来が良すぎると次の展開が難しくなるのは世の常です。
その点で 進撃の巨人 はかなり上手にやっているね~。
かなり構想を練った上で書かれたように思いますね。構成力が凄い。
ただし、その分、全体構造としての意外性はありません。この辺が構成力ある作品の欠点。
微細な部分での意外性はあるのですが、全体としての意外性はどんどん乏しくなる。
詳細に描くが故の欠点というのを勉強させていただいた気分です。

個人的に思い出されたのがアメリカの連続ドラマである「V」シリーズ。
日本でもブームが起き、喉から手が出るほど欲しかった二期がブームのお陰で想像していたより早く始まったのですが・・・「あー・・・そうなんだ」という平凡な展開に。結局打ち切られたような?
二期の前半から早々に話題にも登らなくなりました。

一期が余りにも面白くて、期待に応えられなかった例として深く刻まれてます。
そういう点で、本作も一期が余りにも見事だったので、「ココで終わった方がいいんじゃないかな?」と思ってました。

どう乗り越えるか期待

未だに気になるのですが「最悪だったけど、最悪じゃなかった」の反応。あれは正しかったのだろうか? かなり重要な発言に思えます。あの前後のセリフからすると、「ある程度の想定はしていた。だから思ったほど最悪じゃなかった」という仮定になっているのですが、少なくともそれは喜べはしない状況です。

だからこそ「最悪だけど、最悪じゃなかった」の言葉なのですが、言葉と裏腹に素直に喜んでいる。一見すると所詮は子供といった反応のようですが、いやいや、そこは天才だから、違うでしょ。喜んだフリはしても。天才って、先の先を見ますから。しかも、その想定がこれまで微塵も出てきていない。ホッとする程度ならわかります。

興奮や恐怖、不安で精神状態が不安定になっての言動なら理解出来るのです。実際にそういう状況だし。でも、そういう演技でも、動きでもない。だから説得力を大幅に欠いてしまった印象を得ました。もう少し現実を重く受け止めるような気がします。少なくとも喜こべる状況では無い。直前の溜めの演出から言っても「ほ~ら視聴者さん、ビビると思ったでしょ~。この子らは違うんですよー!」的な反応なのでしょうが、あの溜めが不自然さをより強調してしまった感じを受けます。

これまでのあの子らの反応からして慮っての行動とも捉えられますが、子どもたちの前でもなく。相手を配慮しての反応という描写も後に出てきてないので、個人的には「やらかしたな」と感じてしまいました。

また、急速に外の世界が展開されて行くのですが、外の世界に対して緊張感が余りにも少ない。これまでの描写から言っても吐きそうなほどの緊張感があって然るべきなんでしょう。警戒心も無さ過ぎるし。彼女らとの出会いがそうさせたにしても、それは無いでしょう。5話迄時点では、やらかしに次ぐやらかし感が強く、見ながら「V」を思い出してしまいました。

なんだかんだで楽しみ

ただ、ある程度長い展開の作品は今後で挽回が出来るので、最終的に面白く纏まればヤラカシも一つの景色になるので期待しております。

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